現在の資本主義 まとめ
したがってシュンペーター的長期ヴィジョンなしに、有効需要操作という短期視点は成果を生みえなかったのだ。
ここにシュンペーターの今日的意味が最もあるであろう。
60年代にはじまる資本主義のダイナミックな動きは、シュンペーターの強調した創造的破壊を抜きにして語りえないものであろう。
この筆者は、「需要面と供給面の両者は結合されるべきものでり、短期から長期へと視点を移せば、ケインズからシュンペーターへ、である。
」と述べているが、このことから全く正反対の理論を打ち立てている両者が、どちらも現在に欠かせないものとして扱われていて、二人におもしろいつながりを感じた。
やはりケインズとシュンペーター、この二人は資本主義を語る上では切り離すことの出来ない関係であろう。